巻頭言

 皆さん、最後の二つの巻頭は ミサにふさわしい内容が 取り組まれていました。私は 信徒が 本当の価値を実感したら、共同体の活動は 遥かに 良くなると確信しています。12月末になったら、この巻頭を読んで、自問してみてください。
 伊勢崎教会の共同体として, 来年は60週年になりますが、2013年を どのように評価しますか。例えば、ミサに与る点、バザー、信仰養成、福音化、伊勢崎教会の所属意識、教区の所属意識、多国籍教会としての一致、 建設費の募金活動、維持費、信徒、シスターと司祭の関係、伊勢崎教会の長所と短所「言うまでもなく 自分自身にも該当します」等々。
 最後に、今年について 良い面や良くない面も 神様に感謝しましょう。自分に対して 新年の決定に関して言うに及ばず 自分のある面を変革することが必要ですが、2014年神様は あなたがたに どんな特別の一歩を踏む出すことを望んでおられるのでしょうか。来年も 改善され、行われる多くのことの間で 信者さんは 積極的に イエス様に従う為に 聖体礼拝式を行い、新しい名簿を造ることが出来ると 思います。
 さて、8日に 黙想会があります。大事にしましょう。今日から、準備が始まります。ジャンルカ神父(ミラノ会)が 指導します。ジャン ルカ神父は 赦しの秘跡「ごめんなさいという告白」には 感謝の告白が伴うということを強調します。黙想会の最初に 映画[マリア]が上映されます。以下、この映画の評説を読んでください。良い黙想会を。
ペドロ神父 待降節2013年

映画「マリア」

 物語は、新しい指導者の誕生により王国を奪われることを恐れたヘロデ王が命じたという、ベツレヘムの幼児虐殺より1年前から始まる。そのヘロデ王の厳しい税金取立てに苦しむ村ナザレに住むマリア(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)は、父ヨアキム(ショーン・トーブ)や母アンナ(ヒアム・アッバス)と一緒に、貧しいながらも幸せに暮していた。ある日のこと、マリアは同じ村に住む青年ヨセフ(オスカー・アイザック)との婚約を、父から突然告げられる。好きでもない男性との結婚話に戸惑うマリアだったが、天使ガブリエル(アレクサンダー・シディグ)が現れ、神の子を身ごもったことを告げられる。このことを両親や、婚約者であるヨセフにどうやって説明すればいいか悩むマリアだったが、折りしもヨセフの夢にも天使ガブリエルが現れ、マリアが聖霊によって神の子を宿したことを知らされる。やがて"救い主"誕生の噂に怯えるヘロデ王の命により、大掛かりな人口調査が行われることになり、この調査から逃れるためにヨセフは、マリアを連れて故郷であるベツレヘムへ旅立つ決意をする。その頃、惑星の動きを観察し続けてきたメルキオール(ナディム・サワラ)・バルタザール(エリック・エブアニー)・ガスパール(ステファン・カリファ)の東方の三博士達も、これから起きようとしている神聖な出来事を予測し、ベツレヘムへと向かっていた。